静岡在住のデザイナー 廣野幸代の作り出す美しいステンドグラスの世界をお楽しみ下さい


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ステンドグラスの製作技術

ステンドグラスは、酸化銅・コバルト・金等の重金属の不純物を含めることにより製造された多彩な
色ガラスを、細かなピースにカット、銅製のフォイルで巻き、はんだ付けして作成します。

ステンドグラスの歴史

当初ステンドグラスは修道院の教会堂を飾る為に作られ、その後ヨーロッパの教会で聖書を読めない文盲の人たちにキリスト教を広めるために活躍しました。現存する世界最古のステンドグラスは、1300年以上前のドイツ南西部のロルシュ修道院跡(世界遺産)で見つかっています。その後12世紀~13世紀頃にゴシック建築が発達し、大型の窓が設置できるようになると欧州中に教会が建設されステンドグラスも発展して行きます。15世紀ころにステンドグラスの擁護者がそれまでの教会や王侯貴族の手から、銀行家・企業家等の手に移るようになり、宗教的なテーマのみならず世俗的なモチーフを利用した作品も増え、ステンドグラスのスタイルは変化していきました。17世紀・18世紀には、色ガラスに代わりガラスに彩色する技術の向上により一時低迷時代を迎えますが、1840年頃からゴシック復興の時代を迎え、1900年頃からは個人住宅や公共建築物等にも利用されるようになります。また有名な画家等による作品が作られるようになります。19世紀にティファニー社創設者の長男であり米国のアール・ヌーヴォーの第一人者であるルイス・カンフォート・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)により開始されました。

廣野幸代は、20世紀のティファニーにより開始されたティファニーランプと彼女のオリジナルの作品を作っています。

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